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VRC学園12期 2日目 必修授業 ニノ先生

本編開始

001classroom いよいよ本編の授業開始

本日は『私立VRC学園』2日目。本編である、1回目の授業に参加しました。
入学式から日曜のおやすみを挟んで、ここからが本番といった感じです。
リアル都合の兼ね合いもあるので、この日はたしか1名のおやすみ。

授業は VRChatの楽しみ方とイベントの始め方! と題し、参加側から企画側へ促しつつ、目を向けるとよい事柄を紹介するといった内容でした。

002classroom 先生が来ないと思ったらずっと教壇の下にいた

ニノ先生によるVRChatの楽しみ方講座

12期4組はじめての授業は ニノ先生 による VRChatの楽しみ方とイベントの始め方! という授業でした。VRChatはただインストールしただけの状態では、ワールドを検索してひとりでインスタンスを作成して入ってみる……といったところで終わってしまいがちです。

ワールドも色々あって様々な楽しみ方があるけれども…… やはり誰かと複数で楽しむ方が広がりも大きいのは間違いありません。

そこでまず授業では 「VRChatではどんな楽しみ方があるだろうか」をテーマにグループディスカッション を行いました。クラス内の席を基準に5つのグループに分けて、教室内の空いてる場所を見つけて話し合いを行います。全員出席だと18名生徒のクラスですので、ひと班3~4名といったところでした。

入学式とその放課後を通しているとはいえ、ひとりひとりを見ればまだ直接きちんと話をしていないというクラスメイトもまだまだいます。音声チャットの難しいところですが、微妙な遅延もあって話始めがかぶってしまいがちだったり、色んなグループの話題が耳元で混ざってうまく認識できなかったり(それでもVRChatは空間位置による指向性や音量が変化するのでやりやすい方ではあります)…… 誰かが話をしているのを複数人が囲って聞いている、という状況になりやすいのはあるのかもしれません。

003teacher ニノ先生

ニノ先生の合図ではじめたディスカッションのおかげで、少人数の対話の機会ができました。言うてみんな自己紹介と、数時間ワイワイしただけですもんね。私の班は「VRChatならではの楽しみ方」という視点で話し合いが進んでいきました。

数分の話し合いの後、各班が簡単に発表を行ってリストしていきます。粗方似たような内容になりますので、最後となった私の班は「時間や場所や条件を無視できること」「VRChatはそれを複数で行えるのが気軽なこと」といったことを発表しました。

004present 発表のようす(授業はみんな真面目です)

続けて 「VRChatにはどんなイベントがあるだろうか、またはどんなイベントに参加したいか」をテーマにグループディスカッション を行いました。同じメンバーで続けて数分で話し合います。

次は最初の発表となりました。色々挙がりましたが、他の班も発表しますので私の班は「音楽イベント」 「スケベなイベント」 と発表させていただきました。あくまでも私は発表と書紀を務めただけでございます。あくまでも セクシーな姿という美しさを鑑賞するイベント という意味でございます。

005present ふたつのディスカッションでVRChatイベントのイメージを掴む

VR空間ではあるのですが、実際に教室の端っこに集まったりして話し合うのは小学生中学生の懐かしい感じがあります。でもVR空間用のペンなどもあるので、話し合いのメモは空中に取っていたり、普通に社会的にも使えるんじゃなかろうかと思ったりしますね。機器が揃えられればですけど。

VRChatはイベントで更に楽しみやすくなる!! ということで、ここからはイベントを主催する側の視点となります。

「下準備が終わればほとんど成功したようなもの」というのは、VRに限らず色々な場面で聞く話です。企画までの目的の絞り方や告知の仕方といった概要をさらっていきます。

006teacher 廊下から優しく見守る担任の先生

ニノ先生が重要なこととして最後にもってきたのは イベント後の対応 に関することでした。必ず感謝の言葉を伝えること、人の時間を頂いていることの自覚を指摘していました。

『私立VRC学園』の授業は質疑応答も含めて45分間を原則としています。専門的なことへ突っ込みすぎれば足りなくなりますし、かといって簡単な内容を述べるだけという訳にもいかない。その期のクラスで1回きりの講師としては思ったより難しい設定かもしれないなと感じます。

授業の後に伺ったことですが、ニノ先生の意図のひとつとしては、やはり 授業中にクラスメイト同士が対話する機会を作ること にあったようです。イベントを題材としたのは、野球イベントに関わることが多いからなのだとか。

007teachers 担任の先生による締めとホームルーム

授業が終わるとホームルーム。必要な連絡事項や記念撮影をして、その日の学園としての予定は終了となります。放課後はあくまでも終了後の自主的な交流という位置づけです。

授業の細かい部分へ質問したり、担任の先生への相談事などはこのタイミングでも行なえます。この日はしばらく教室で各々自由に語り合ったあと、まだまだ互いを知らないということもあり「サイコロお題」のワールドをめぐりました。

008dice なんでもあるなVRC

その後は残った人たちでパーティクルライブを楽しめるワールドを紹介して貰いました。これはワールド全体を使った劇場のようなもので、VR空間だからこそできる表現を体験できます。そもそも客席と舞台という区分けがなかったり、突然床や建物が取り払われて宇宙空間のような場所を疾走したり、音楽と光が高密度で連携したり、一度は体験すべきものかなと思います。

090particlelive その空間の大きさに圧倒される

VRChat自体は長いのですが、時々起動してもなんとなくワールドを検索して、なんとなく独りで体験してということばかりでした。学園に通う限りは、クラスメイトと一緒にこうしたものを体験できるので、本当に得難いチャンスのように感じています。

あまりワールド探しも深くやってこなかったので、人に勧めようと思いつくワールドが自分にストックされていないのがもどかしいところですが…… PCやQuestといったハードウェアの制限もあったりしますので、そのあたりの経験や対応も慣れていければと思います。

010PhotoOfFirstClass ニノ先生授業の記念写真

This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.

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